瓦匠 岩本勝義とは

瓦生活37年。
下積みの瓦職人のころから今日まで、多くの有名なお寺や神社をはじめ、一般民家の屋根瓦を葺いてきました。
常に大切にしていたことは、次世代まで残る本物の心と技を磨き、本物の屋根をお客様に届けていきたいという真摯な気持ちです。
私が瓦職人として飛び込んだ頃に比べ、今日では多種多様な家屋の形状が多くなり、いつしか伝統を守って、その伝統を次世代へ伝えるということ自体が少なくなってきているように感じます。
家屋の形状の変化に加え、伝統的な職人の手仕事で屋根を葺き替える行為そのものが、高価であるという印象や、瓦屋根は地震や強風に弱くメンテナンスが大変という一般的な風評によって多くの民家で昨今は瓦屋根をみかけなくなりました。 ですが、瓦屋根も他の屋根同様に地震や強風にも耐えられるような研究もされています。なによりも、良質な材料を使い間違いのない工法で施工された瓦屋根は、現在の一般家屋でみられるスレートの耐用年数よりも遥かに長くの間メンテナンスフリーであることや瓦という材料自体も自然に還るとても自然環境に適した方法です。
特に、手前どもが習熟し推奨する奈良の伝統的な工法、それは、実は上述したような地震や強風などの研究の結果生み出されたガイドライン工法そのものであり、昔から奈良では地震や強風によって瓦の被害がでることが他府県に比べ少ないということも、先人の知恵が生み出した大切な事例だと感じています。
伝統的な工法は、長年培われてきた先人の知恵によって、四季のはっきりした特異な日本の風土に最もあった工法であり、さらに使用する材料なども技術の変化とともに進化をしてきています。
手前どもでは生涯をかけて、こうした先人の英知や心意気を後世にしっかりとのこしていきたい。また、常に初心を忘れる事なく原点に立ち返りながら、本物の確かな技術を伝え、磨いていきたいと決意している次第です。

岩本勝義 サイン
経歴
  • 以降、制作中
  • 1977年〜 瓦職人として仕事を始める
  • 1959年1月 奈良県大塔村(現大塔町)に生まれる
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トピックス
  • 社寺から一般民家まで適正な料金体系
  • 伝統を受け継いだ確かな素材
  • 信念と共に受け継いだ確かな技術